畑恵のススメ!子供の教育で後悔しやすい点を知って参考にしよう!

1.子供の教育で起こる後悔しやすい点

子育てをしている親であれば、子供をできるだけ立派な人物に育てあげたいと考えているでしょう。

しかし、それを実際に行うのは簡単なことではなく、育て終わってからもっと違う方法を選べばよかったと後悔する人が多いです。

どのような後悔があるのかを知っていると、同じ道を歩まないように意識できるようになります。

たとえば、子供に手を掛け過ぎた結果、勉強に対して積極性のない性格にしてしまうケースがあります。

過干渉の親が行う家庭学習はその典型といえるでしょう。

塾に通わせずに、自分の手で子供に勉強を教えたいと考えるケースは珍しくありません。

特に高学歴の親であれば、わざわざ高いお金を支払ってまで塾に通わせるのは、勿体ないと感じることがよくあります。

塾の講師や家庭教師のアルバイトをしたことがあるなら尚更です。

自分だけでも十分に教えられると考えて、市販の教材を購入して指導している家庭が多く見受けられます。

それ自体は特に悪いことではありません。

むしろ親と子供のコミュニケーションが増えるなど、良い面もたくさんあると考えられます。

しかし、親が教えることには大きな問題があるので注意しましょう。

2.親子間では感情がエキサイトしやすい

1つ目の問題は、親子ともにエキサイトしやすいということです。

塾であれば先生と生徒が罵りあいをすることなど普通はありえません。

しかし親子喧嘩は日本中のいたるところで起っています。

それは勉強を教えている間も例外ではありません。

親の場合は、どうして簡単なことが理解できないのか疑問に感じて、次第に腹が立ってくるケースが多々あります。

特に何度も教えていることを忘れたりしていると、子供に対して強く叱責することが少なくありません。

塾の場合は、先生が生徒に対して、そこまで感情を込めて叱ることはほとんどないでしょう。

そのように親に責められた子どもは泣き出したり、激しく反抗したりするようになります。

自分の境遇に対して不満を覚えるようになるのです。

勉強が諸悪の根源と感じて、次第に学ぶことを嫌いになっていきます。

その結果、積極性が失われてしまい、大きくなっても自分から机に向かう習慣を持てなくなりかねません。

子供の自主性を育みたいのであれば、押し付けるのではなく、うまく導くことが重要ということです。

3.子供が受け身になってしまう

2つ目の問題としては、受け身の姿勢が基本になってしまうことが挙げられます。

エキサイトしたりせずに、充実した指導を行えたとしても、この問題をクリアするのは難しいです。

勉強を教えていると、当然のことながら子供にとって理解しにくい事柄がたくさん出てきます。

それをすぐに解消してあげられるのが家庭学習のメリットといえます。

塾であれば、分からないことがあっても解消できないこともあるでしょう。

進行の妨げになるので質問を受け付けてなかったり、性格的な問題で質問できなかったりするケースがあります。

しかし家庭学習であれば、子供が難しそうにしていたら、親はそれを察して瞬時に教えてあげることも可能です。

性格や能力を詳しく把握しているので、つまずきそうな点を推察して教え方の工夫も行えます。

これによって効率よく学べるのは確かです。

しかし、同時に子供から自分で疑問を解決する機会と力を奪っていることにもなります。

勉強をしていて疑問点があっても、誰かが教えてくれるのを待つようになりやすいです。

参考書や辞書を使って調べる習慣が身に付いてないので、どうすることが適切なのか判断できません。

4.兄弟で極端に路線変更しない

子供の教育を親が行うことには、このような問題が含まれています。

中学生ぐらいまで実施した結果、問題点に気付いて後悔するケースが多く見受けられるので注意しましょう。

気を付けなければならないのは、次の子供に対して極端な路線変更をしないことです。

上の子供に対して過干渉だったという理由で、下の子供に対して放任主義になる親は珍しくありません。

子供が増えたことで手が回らなくなりやすいことも、その傾向に拍車をかけています。

これは上と下の両方の対して悪影響を及ぼしかねません。

下の子供に対するデメリットは分かりやすいでしょう。

放任がプラスに作用することもありますが、遊んでばかりいたり勉強の習慣が付きにくくなったりします。

そのため、勉強は苦手になってスポーツ系に注力するようになるケースも少なくありません。

一方、上の子供は自分だけが厳しく指導されたことに不満を覚えるようになります。

自分は愛されていなかったと感じるような極端な子供もいるので気を付けましょう。

愛しているからこそ付きっきりで指導したというのが、多くの親の言い分です。

しかし、政治家であり教育者でもある畑恵も言ってますが、そのような理屈は子供には通じない可能性があります。

厳しくて辛かったというイメージしか残っていないなら、特に不公平だと解釈してしまうことが多いでしょう。

そうなるのを避けたいなら、下の子供の教育を始めるときに注意が必要です。

いきなり放任主義になるような路線変更はしないように心がけましょう。

最終更新日 2025年7月29日 by eelerbay