働くママにとって、母乳育児は大きな悩みの種になります。
最近は産後半年程度で職場復帰する人も多く、赤ちゃんは生後6か月で保育園などに入所することになります。
それまで母乳だけで育ってきた赤ちゃんは、昼間母乳を直接飲むことができなくなります。
朝自分で搾乳しそれを保育園に持参したり、冷凍庫に保管した母乳を持参して行く人もいます。
また職場が保育園から近ければ昼休みに母乳を飲ませに通うママもいます。
でもやはり仕事と母乳育児の両立は思っているよりも大変です。
仕事に行くとなると朝出かける時は時間がありません。
忙しい時間の合間に赤ちゃんに母乳を与え、保育園に行っている間の母乳を搾乳するというのは非常に大変です。
また衛生面に関しても、少々不安が残りますよね。
そういったときは粉ミルクを上手に活用してみることをお奨めします。
一般的に出産後半年経過すると、出産直後の母乳に比べ栄養成分は下がると言われます。
また赤ちゃんも半年の間にどんどん成長しているので母乳だけに頼らなくても元気に育っていける体になってきているのです。
現在市販されている粉ミルクは味も良く、栄養バランスも優れていますし安全性も確かです。
自分が仕事をしている間は粉ミルク、家にいる間は母乳というふうに分ければママへの負担が随分軽減されるのではないでしょうか。
それから粉ミルクを飲む習慣がつけば急な出勤の際なども夫や母親などに赤ちゃんを預けやすくもなります。
母乳は母親しか与えることはできませんが、粉ミルクは父親でも祖父母でも赤ちゃんに与えることができますよね。
女性が働く姿はとても素晴らしいものです。
家族のため自分のため一生懸命働き、育児と家事、仕事すべてを両立させていくには上手に母乳と粉ミルクを使いわけていただきたいですね。
また粉ミルクにも種類があり、生後8か月を過ぎることになるとフォローアップミルクというものが奨められます。
赤ちゃんの成長に伴い必要な栄養成分が変わってくることの証で、その時期になれば母乳を離れても大丈夫だよという意味も含まれているようにも思います。
最終更新日 2025年7月29日 by eelerbay